名門音楽院に10歳で合格 初演奏でクラスメイトも「ショック」

2022年、アメリカの名門大学、カーティス音楽院に史上最年少の10歳で合格し、周囲の学生は、皆年上という環境の中で学んでいます。
HIMARIさんが初めてクラスメイトの前で演奏を披露したときの映像には、当時10歳だったHIMARIさんの演奏のすごさに、クラスメイトが思わずフードをかぶる仕草も映っています。

HIMARIさん
「みんなすごく驚いてくれたというか、年上のお兄さんたちは、ショックだったと言っている人もいて、あれは貴重な経験でした」

カーティス音楽院で長年教鞭を執っているのが、アイダ・カヴァフィアン先生。HIMARIさんの担任です。

HIMARIさん
「(アイダ先生の)人柄はチャーミングでアグレッシブ。教えてくれることも明確だし、上手にできたら喜んでくださいますし、それはうれしいんですけど」
でも、あまり上手に演奏できなかった日には…
HIMARIさん
「次の日に急に基礎から、イチから弾いてみろとか言われて、『うわ怖っ』ってなって」
上村キャスター
「言葉で強く、『なんだ、あの演奏は』とかいうわけではなく?」

HIMARIさん
「静かにメールで、すごく恐ろしい文が来ました」
6月、HIMARIさんは13歳の誕生日を迎えました。つかの間の休息を過ごしたのは、東京ディズニーランド。このときばかりは等身大の13歳に戻ります。
そんなHIMARIさんですが、大切にしている言葉があります。それは「挑戦しないと始まらない」。

HIMARIさん
「(カーティスの入学)試験までに1か月半しかなくて、これは絶対無理だと思っていたんですけど、今しかないと思って、チャンスは。その時に『挑戦しないと始まらないな』と思って。やっぱりあの時に挑戦して良かったなと思ってます」

HIMARIさんが、今お気に入りだという1曲「レッド・ヴァイオリン・カプリス」を、news23特別バージョンで演奏していただきました。
「レッド・ヴァイオリン・カプリス」は、映画「レッド・ヴァイオリン」(1998)のために作られた楽曲で、曲調がめまぐるしく変化するため、高い技術を要するといいます。














