「目を閉じて聴くと子どもが弾いているとは思えない」そうプロの演奏家が評するのは13歳のヴァイオリニスト、HIMARIさん。年末には、初の全国ツアー。来年3月にはベルリン・フィルとの共演を控えています。そんな彼女が大切にしている言葉とは?演奏も交え、その素顔に迫ります。
「子どもが演奏していると思えない」13歳のヴァイオリニストに世界が注目
千葉県松戸市のコンサートホール。この日、およそ2000人を収容する大ホールは超満員になりました。

観客の目的は、13歳のヴァイオリニスト・HIMARIさんです。今、世界が彼女に注目しています。
観客
「もうびっくりです。12歳(撮影当時)であんなクオリティ。言葉にならない」
「泣いてしまって…感動で泣きっぱなしなんです」
この日、HIMARIさんと共演した新日本フィルハーモニー交響楽団の西江辰郎さんは…

新日本フィルハーモニー交響楽団 コンサートマスター 西江辰郎さん
「目を閉じて聴くと、たぶんその年齢のお子様が演奏されているとは思えない。それはやはり小学生、中学生では、なかなかそこまで出来ないですよね」
今回、番組ではHIMARIさんがアメリカから帰国した際にお話を伺いました。
上村彩子キャスター
「日本に帰ってくると、『やった』ってなりますか?」

ヴァイオリニスト HIMARIさん(13)
「アメリカにいるときのほうが、ヴァイオリンを一生懸命やっている感というか、逆に多忙なのが楽しくて」

HIMARIさんがヴァイオリンを始めたのは3歳のころ。同じヴァイオリニストの母の影響でした。

そして、すぐに才能は開花し、6歳にしてプロのオーケストラと共演を果たしました。
その後、数々の名だたるコンクールに出場。全てで1位を獲得しました。














