東北6県に拠点を置く金融機関がボランティア活動などに取り組む学生団体に助成金を贈ることになり、岩手県内でも11日贈呈式が行われました。

助成金を贈ったのは、仙台市に本店があり、岩手県内にも拠点を置く東北労働金庫です。
助成金は選考で選ばれた東北各県の大学の学生団体に贈られるもので、11日盛岡市で行われた贈呈式では、交付が決まった県内の2団体の代表にそれぞれ10万円の目録が手渡されました。

2団体はともに岩手大学の学生団体で、1つは子ども食堂を運営していて、もう1つは科学の楽しさを伝える実験教室を開催しています。
(岩手大学 工学GIRLS 3年 木下なつめさん)
「実験のレパートリーを増やせるように、勉強したり実験器具の購入に充てたいと思います」

助成期間は3年間で、2025年と2026年も10万円が贈られます。