(浅見キャスター)
「さて、きのうJA全農いわては今年採れるコメの概算金を標準的な地域のひとめぼれ60キロが過去20年で最も高い1万7000円あきたこまちが1万6500円銀河のしずくが1万7500円といずれも去年より4600円引き上げることを決めました。この金額がそのまま生産者に支払われるわけではないんですね?」

(江幡記者)
「これは全農いわてからコメを集荷した各JAに支払われる金額で、生産者には各JAから手数料を差し引いた額が支払われます。また、去年採れたひとめぼれ60キロの概算金が1万2400円だったのですが、年間通して量・価格ともに販売が好調で、プラス1500円上乗せして清算される見込みだと示されました」

(浅見キャスター)
「生産者には励みになるでしょうね」
(江幡記者)
「稲刈りの様子を取材させていただいた一関市の遠藤さんは『各種資材費や乾燥させるための燃料費など生産経費が上がっている中、JAもコメを集めたいという意欲が伝わってくる。期待に沿えるよう励みたい』と喜んでいました」

(浅見キャスター)
「今年の新米がいつ頃から店頭に並ぶか気になりますね」
(江幡記者)
「JA全農いわて米穀部の杉村靖部長は『今後の天候にもよるが、9月下旬あたりに並ぶのでは』と話していました」

(浅見キャスター)
「ここしばらくは天気も安定する予報なので各地で稲刈りが進みそうです。全国的なコメ不足の中なので、新米が本当に楽しみですね」