今月13日に開幕する「寒河江まつり」を前に、寒河江市ではきょう「神輿議会」が開かれ、議場が祭りの装いに彩られました。

佐藤市長が着ているのは、祭り用の半纏(はんてん)。背中には「寒河江神輿」の文字が…。



佐藤真優アナウンサー「神輿議会にやってきました。今回初めて行われる神輿議会では、祭りに参加される団体の半纏を着ています。祭りに向けて準備万端です」



寒河江市で秋の始まりを告げる寒河江まつりは、市内中心部に複数の神輿が集まる「神輿の祭典」をハイライトに、去年、4日間でおよそ10万人が訪れました。

人口減少が進む中、市としても関係人口を増やす重要なイベントとなっています。



きょう寒河江市議会では市制施行70周年にあわせ、今年初めて、神輿議会がひらかれました。

「神輿議会」では関係者が、祭りに参加する17団体の半纏(はんてん)を着用し、祭りへの士気を高めていました。



もちろん議員にも気合が入ります。

寒河江市 安孫子義徳 議員「ようやく準備もできてきて、とてもわくわくしています。気合も十分でございます」



寒河江市 佐藤洋樹 市長「おとなしい紳士的な市民の皆さんであるが、その時ばかりは盛り上がって大いに活気つけてくれる祭典。50回、100回と続けていける神輿の祭典になればいいかなと思います」



寒河江まつり、今年は今月13日から3日間開催され、最終日に寒河江市中心部で行われる「神輿の祭典」には、27団体およそ4千人の担ぎ手が参加し、寒河江の秋の始まりを盛り上げます。