2023年7月に市内で開かれたワークショップに参加したのが、ロボットとの出会いでした。
次第にその魅力に引き込まれていきます。
古田渉留さん:
「(ロボットの存在は)一緒に頑張ってくれる友達みたいな」
「緊張すると、ロボットを前に進めようとするとがたがたする。そういうのを見て一緒に頑張ろうとしてくれているのかな」
連覇がかかる今年の大会。
最初の関門となる予選会が迫ってきました。
大会のおよそ1か月前、ロボットの製作に取り組む渉留さん。

部屋に部品を広げ、まずは、タイヤなどロボットの基盤を作ります。
そして2週間後。
ロボット内部に取り付ける滑車の製作に取りかかります。
古田渉留さん:
「鉛筆とかを持ち上げるためには力が必要なので、滑車を使ってスムーズに上げられるようにしました」
そして、大会のおよそ1週間前。
「ロボットが完成しました。予選会頑張ります!」

名前は「ロボ消しくん」と名づけました。
完成したばかりの「ロボ消しくん」の動作を確認してみると…。
なかなか思うようには動きません。
自分的には何点くらい?
「40点くらい」
「タイヤが外れて横の溝に糸が絡まってしまって、これが下に下がらなくなってしまいました」
のこぎりなどを使って本番に向けて調整が続きます。