2023年の小学生のロボコン=ロボットコンテストの全国大会で優勝した男子児童が塩尻市にいます。
古田渉留(ふるた・わたる)さん11歳。
ロボットは「友達」と話す渉留さん。
全国大会連覇に向けての挑戦を追いました。


ロボットをコントローラーで操作する塩尻市立吉田小学校6年生の古田渉留さん。

ロボットは渉留さんが1人で組み立てました。

渉留さんは、2023年8月の「小学生ロボコン長野予選会」に初めて出場。

「最優秀賞」を受賞し、全国大会の切符を手にしました。

迎えた全国大会は団体戦で行われ、県外の2人とチームを組み、見事日本一に輝きました。

古田渉留さん:
「本当に優勝したのかという気持ちです」
「そのあとにすごかったんだなと、すごくうれしく(思いました)」

渉留さんをサポートするのが父親の幸弘(ゆきひろ)さんです。


渉留さんのために大会とほぼ同じサイズのロボットを操作できるフィールドも作りました。

父・幸弘さん:
「(渉留さんは)ロボットに向き合うと目がキラキラしている」

もともと、小さいころから身近なもので物を作ることが好きだった渉留さん。

父・幸弘さん:
「私が保育園に迎え行くと、袋いっぱいに段ボール工作とかそういった物を持ち帰ってくる」