長野県内有数の米どころの安曇野市で6日、新米の初検査が行われました。

市内にあるJAあづみの農業倉庫で行われた新米の初検査では、検査員が専用の器具を使って袋の中から米を抜き取り、水分量を測ったあと、ひび割れがないかなどをチェックしました。
今年は、夏の高温の影響が心配されましたが、順調に生育が進み、この日に検査されたコシヒカリおよそ10トンは、すべて最高級の一等米と判定されました。

JAあづみでは今シーズン、例年並みとなる1万2000トンほどの集荷を予定していて、米の品薄状態は徐々に解消していくとみています。
安曇野の米の収穫は10月上旬まで続き、9月21日ごろから店頭に並び始めるということです。