地域経済の活性化や路線の増便に繋げようと、松山―成田線の関係団体が協定を結びました。

愛媛県庁で開かれた締結式では、愛媛県の中村知事と、ジェットスター・ジャパンの片岡優社長、それにオンラインで千葉県の熊谷俊人知事らが出席し、それぞれ協定書にサインしました。

協定ではイベントでブース出展するなどして利用を呼びかけるほか、人材確保など課題解決に向けた取り組みの情報共有をすることなどが盛り込まれています。

(ジェットスター・ジャパン・片岡優社長)
「全体の需要を上げるということで、現在ある3便を4便、5便にできる機会がないかということも、積極的に検討していきたい」

県によりますと、松山―成田線は2013年の就航以来、これまでの搭乗率は8割ほど、現在は1日3往復で運航していて、県では今回の協定で千葉との交流を促進するなどして、増便を図りたい考えです。