1日の富山県内は荒れた天気となり、なかでも氷見市では午前中の3時間の降水量が9月の記録を更新しました。また、県西部を走るJR城端線やあいの風とやま鉄道では通勤、通学の時間帯に運休が相次ぎました。
1日の富山県内は前線を伴った低気圧の影響で大気の状態が不安定となり、5つの観測地点で1時間に30ミリ以上の激しい雨を観測し、一時、富山市や高岡市、氷見市など5つの市に大雨警報が発表されました。

氷見では3時間降水量としては9月の観測史上最も多い77ミリの雨が降り、住宅の床下浸水が3か所確認されています。

学生:
「普段より2時間くらい遅れています」
この雨の影響であいの風とやま鉄道は高岡-金沢間で運転を取りやめ上下線13本が運休。また、上下線27本に最大5時間近くの遅れが発生し、およそ6350人に影響が出ました。
高岡駅では遅延証明の発行を求める人で長い列ができ、2学期の始業式に間に合わなかった生徒も。

女子生徒:
「(始業式)もう始まってますね。電車もあれなんで、歩いていこうかな」
また、JR城端線は砺波・城端間で上下線8本が運休しました。どちらも現在は平常運転に戻っています。