警戒 9月もゲリラ豪雨続く? まだまだ続く天気の急変

小笠原キャスター:
もう一つ、ゲリラ豪雨にも警戒が必要です。平年6~8月の東京の雷日数は6.9日なのですが、2024年6月~8月は19日と、倍以上発生しています。

國本 気象予報士:
9月もゲリラ豪雨は起こりやすいとみています。気候変動の影響もあるのですが、ここ10年ごとの統計で見ると、9月は発生率が増加しています。

夏が長く続くため、その分、暑い空気と湿った空気で雷雨が起きやすいのです。

ホラン千秋キャスター:
対策しきれないような大雨になることが多いですね。

萩谷麻衣子 弁護士:
昔は“秋晴れ”であったり、雨が降っても“夕立”と上品な言い方をしていましたが、ここ最近は東南アジアのスコールみたいな大雨が多いですね。作物などが不作で値上がりしないか心配です。

井上キャスター:
今年も秋は短いですか?

國本 気象予報士:
そうですね。南からの風が吹きやすいため湿度が下がりにくく、夏はまだまだ続きますので熱中症にも警戒が必要です。

そして秋は短く、冬は寒暖差が大きい冬になる見通しです。

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<プロフィール>
気象予報士 國本未華さん
北海道室蘭生まれ、東京育ち
大学生で気象予報士、のちに防災士の資格も取得

萩谷麻衣子さん
弁護士
結婚・遺産相続などの一般民事や、企業法務を数多く担当