バーガーと同じ味を楽しめる「トマトジュース」
続いての新ジャンル「はじめの1店舗」は、8月に東武東上線「池袋駅」の改札内にオープンしたドリンク専門店『Stand by Mos』。

全国に1300店舗以上展開するハンバーガーチェーン「モスバーガー」の運営会社が手掛ける新業態の店舗で、トマトやリンゴ、イチゴなど、9種類の果物や野菜を使ったジュースやスムージーを提供。食材はモスバーガーの契約農家で生産されたものです。

一番人気は、「しっかりトマトなモストマトジュース」(420円)。
モスバーガーにも輪切りでトッピングされているトマトを丸ごと1個使って、あとは水と塩のみと、素材の味を活かした一杯です。

見た目は、よく見るトマトジュースと違ってちょっと優しい赤色。
THE TIME,マーケティング部 原千晶部員:
「トマト本来の自然な甘みが口にブワ~っと広がりますね。トマトの皮や種が残っているので、フレッシュ感、新鮮さをより感じます」

ハンバーガーの具材を使ったドリンクスタンドをはじめたワケは…フードロス対策。
モスバーガーで使っているトマトは、バンズの直径に合わせたL玉規格。それよりも大きすぎたり、小さすぎるもの、さらには傷があるものなどは使えません。そこで、ジュースとして提供することにしたといいます。

『モスフードサービス』山口さほりさん:
「味わいとしては同じものを使っていますので、とても美味しいジュースに仕上がりますし、年間約4.6トンのフードロス削減になる」
続々と誕生する「はじめの一店舗」。次はあなたの街にもできるかもしれません。
安住アナ&川田裕美が“心理分析”
それぞれの強みを生かしたチェーン店の新たなジャンルへの挑戦。
THE IME,9月レギュラーの川田裕美さんは「行ったことがある店が元だと安心感がある」と感想を口にした。これには、安住紳一郎アナも同意見。
「やっぱりちょっと人間って不安だから、変わったものを見たい食べたい、でも知っているお店がやっていてくれると安心する、チェーン店の新業態はその真ん中だよね」
さらに安住アナは「ちょっとやってみたい」と、麺の湯切りポーズ。ラーメンやクレープを自分で作ることができる仕掛けについてもそそられると話した。
(THE TIME,2024年9月2日放送より)