自民党総裁選への出馬を表明した林官房長官はJNNのインタビューに応じ、日本の変革すべき点について「必要以上に暗くなっている」などと答え、海外から見た日本の良さを国内で実感してもらう政策の必要性を強調しました。
出馬会見に臨む直前に、JNNのインタビューに応じた林官房長官。2012年に総裁選に初めて出馬して以降、2回目の挑戦となりますが…
林芳正官房長官
「(Q.今の心境を4文字熟語で)明鏡止水。明るい鏡は水が止まっているように見える。穏やかな落ち着いた気持ちで臨みたい」
目指す国家観について聞くと、「仁」の政治を打ち出したい、と意気込みました。
林芳正官房長官
「『仁』という言葉があるが、『仁』っていうのは、国民の皆様の『広く色々な方を慈しむ』とか『愛する』という意味もあり、やっぱり理想の指導者像は『仁』の心で政を行うというか」
また、日本の変革すべき点については、2年間の外務大臣の経験を踏まえた答えが返ってきました。
林芳正官房長官
「とかく悪い話が先行してですね、必要以上に暗くなってるというか、不安になってると。外務大臣時代に海外に随分行かせていただきましたけれども、日本に対する目ってみんなうらやましいという(声)が多いんですね。そういうところを、国内でいかに認識をしてもらえるようにするか、また、この実感してもらえる政策をどうやっていくか、こういうところがポイントだと思う」
3日の出馬会見で政策の骨子を発表した林長官ですが、近く政策の全体像を示すことにしています。
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