志賀海神社も2005年の地震で被災

2005年3月に発生した福岡県西方沖地震。

最大震度6弱を観測し、志賀島ではおよそ750戸の建物が被害を受けたほか、志賀海神社も灯籠や狛犬が倒れたり、鳥居の一部が折れたりしました。

「続いてきた支援、感慨深い」

当時は志賀町の住民らが志賀島を訪れ、無形文化財の「志賀疾風太鼓(しかはやてだいこ)」を披露して、被災者を勇気づけました。

志賀町 稲岡健太郎 町長「いろいろと話を伺って知ったことばかりだったんですが、当町にも『安津見』という地名がありますし、そこに神社もあります。お祭りでお付き合いができたらいいなと思いますし、支援をし合うネットワークが連綿と続いてきたことが大変感慨深いなと思います。」

志賀海神社 阿曇幸興 宮司「先祖がつながっているというつながりをもっと大事にしていこうと思っておりまして、地域としても交流をどうにか深めていけたらと考えています。」