7月の記録的大雨で2人の警察官が命を落とした新庄市本合海の現場にきょう、露木警察庁長官が訪れました。
県警は今後、警察庁と連携し安全規定を見直し災害対応に当たるとしています。
新庄市本合海を訪れたのは露木康浩警察庁長官です。
この場所では7月の記録的な大雨により近くの新田川が氾濫し、救助を求める通報を受けて出動した2人の警察官がパトカーごと押し流されて命を落としました。

露木警察庁長官は、現場に着くと、パトカーが流された場所のそばに立ち殉職した警察官2人に黙祷を捧げました。

その後、鈴木邦夫県警本部長が新田川の決壊した様子など大雨当時の状況を説明しました。

県警は今後、再発防止をはかるため警察官の身を守るライフジャケットの数を増やす方針を示していますが、命を守るために最も必要なのは現場での判断です。
県警は、今回の大雨の前は警察官のライフジャケットの着用については津波警報や大津波警報のときに義務づけていましたが、車両への装備については義務化していなかったということです。

今後は、警察庁と情報共有を行い、このような災害時の安全規定を見直すとともに
今後の災害対応にあたっていくということです。
