そんな古俣選手をBSN新潟放送は、11年前の2013年に取材しています。
当時15歳。すでにオリンピックへの想いをカメラの前で語っていました。

「最終的な目標はオリンピックでメダルをとることですけど、レベルアップしていけるように頑張っています」

自宅の練習場でいつも隣にいたのは、自らも日本代表として活躍した姉・潮里さん(29歳)です。
「弟は、気が優しくて、控えめで、まじめという印象」
「私はもうずっと弟として見ていたので、『大丈夫かなあ?』というか、そんなプレッシャーがかかるところに行って『心配だなあ』という気持ち」

母校の内野中学校で潮里さんは、地元からの声援に感謝を述べました。
「地域のみなさまの応援があってのことだと思いますし、功績を出せた結果みなさまに喜んでいただいて…。形のあるもので応援していただけるというのは、次のロスオリンピックへの挑戦にも大きな励みになると思います。本当にありがとうございました」