“推し活グッズ”うちわは1本1000円
好きな町のうちわを買って町を応援

財政難の中、今年から新たに始めたのが“推し活”グッズです。本来は好みのアイドルなどをさまざまな形で応援する活動のことですが、観光客に購入してもらって応援してもらうこの“推し活”で、収益アップにつなげようというのです。

県職員:「利益は来年度以降のお祭り等に活用させていただきます。ぜひ皆さんおわらを応援よろしくお願いします」

今年販売されたの推し活グッズは、“推し活”うちわと“推し活”手ぬぐいで、うちわには、おわらを継承する11の町のマークがデザインされていて、1本1,000円。地元の伝統工芸である「八尾和紙」を使った数量限定のうちわは1本3000円です。

手ぬぐいには、踊り手などがデザインされていて、1枚3000円です。これらは、行事運営委員会が販売する初めての「おわら風の盆」公式グッズです。

期間中に用意したうちわ2700枚のうち、1日だけで約1000枚が売れたということで好調な出足となりました。

長野県から来たうちわ購入者:「諏訪町推しなんで。良いでしょあの坂道の感じ。やっぱり(おわら風の盆は)残してほしいですね」

富山県射水市から来た購入者:「やっぱりずっと続いてほしいですから。できることはこれくらいしかないですからね。応援させてもらおうかなという考えです」

地元のうちわ購入者:「西町の買いました。財政難をひしひしと感じますし、運営費もどんどん削減されていってしまっているので、こういった取り組みで皆が楽しく祭りができたらいいなと思います」