2日午前、広島市にあるクリニックで複数の人が気分不良を訴えて入院しました。消毒剤の補填作業中に、塩素系のガスが発生したとみられています。

家森亮記者
「現場は平和公園からほど近いこちらの通りにある病院です。通院していた患者ら複数人が気分不良を訴えたということです」

消防と警察などによりますと、午前9時半ごろ、広島市中区の中島土谷クリニックから、「気分不良者が複数いる、塩素のような匂いがする」と、119番通報がありました。

有毒ガスを吸うなどして、職員7人と利用者2人の合わせて9人が隣接する病院に入院しているということです。そのうち職員2人は中等症とみられています。

また、ほかに利用者19人に入院の可能性があるということですが、急ぎの透析を必要とする利用者や経過観察のための入院措置だということです。当時クリニックには患者や職員など140人がいたということですが、建物から全員避難しました。

病院内にいた人
「移動してくださいというので非常階段をつかって(避難した)」
Qにおいは全くなかった?
「私は感じなかったです」

中島土谷クリニックを運営する医療法人あかね会によりますと、2日午前8時50分ごろ、透析装置の消毒剤を補充する作業で誤りがあり、次亜塩素酸ナトリウムと酢酸が反応したとみられるということです。

消防の調査では建物内で塩素系のガスが検知されたということで、警察と消防は原因を詳しく調べています。