日本グランプリシリーズG2の「Athlete Night Games in FUKUI 2024」が30日に福井県営陸上競技場で行われ、男子100mでは小池祐貴(29、住友電工)が10秒30(-2.3m)をマークして優勝した。
パリ五輪110mハードル代表で、富士北麓ワールドトライアル(14日)で追い風参考も10秒14をマークした泉谷駿介(24、住友電工)は10秒47の6位。
2017年9月に同スタジアムで日本人初となる9秒台を記録した桐生祥秀(28、日本生命)は、10秒62の8位でフィニッシュした。
レース後、優勝した小池は「ある程度感触通りですが、思ったよりタイムが遅かったので、走り的には75点、80点ぐらい」と振り返った。
さらに今後の目標として「とりあえずは来年の日本選手権まで標準(記録)切って、その状態で本番までのコンディションを整えるっていうスタイルでいきたい。怪我から復帰してまだそんなに経ってないので、今季もうちょっとトレーニングを積んでいきたい」と来年の東京世界陸上に向けて意気込みを語った。
その小池とチームメイトの泉谷は「しっかり2本走り切れてよかった」と手ごたえのレースとなったようだが、「100mは今季はもう走らない」といったん100mの挑戦は終えるという。
また、小池・桐生らと一緒に走ったことについて「いつか一緒に走りたいなと思っていたので、このメンバーと走れて本当に楽しかったですし、またいつか走りたい」と日本代表の2人と走れたことを喜んだ。

















