鉄道高架の下

つまり、まともには通過できない。
通過できる車といえば、例えばスポーツカーのようにかなり車高の低いものに限られるだろうし、歩行者だって、多くの人は、屈まなければならないだろう。これは高架というかもはや低架である。

一体どんな人がこの道を使うというのか。
とっても気になる。
とはいえ、まぁ我々には、例えば72時間張り込んでみたり100個のカメラを取り付けて、つぶさに観察する余裕なんてものはないので、とりあえず、車を止めて、しばらく様子を見ることとした。

原付バイクの男性が走って来た

その時。
原付バイクに乗った男性が、高架に向って走って来た。
速度を緩める様子は全くない、いや何だかとっても危ない、目の前をよく見てくださいね、大丈夫ですか。

原付バイクの男性は身をかがめて
そのまま通過していった

記者の心配をよそにバイクに乗った男性は、慣れた様子で身をかがめると、1.4メートルのその下を、鮮やかに通過。何事も無かったかのように走り去って行きました。いや、お見事です。