クローザーになって気づかされたこと
同じく毎日ベンチ入りをする中継ぎ陣。クローザーになったからこそ、スポットライトが当たりにくい中継ぎ陣の重要性に改めて気づけたそうです。

則本昂大投手:
「抑えは本当に最後締めればいいだけなので、“3点差あれば2点取られても大丈夫”という心持ちでやれるんですけど、8回や7回を投げるピッチャーは“何点差あっても1点も取られてはいけない”というプレッシャーの中で投げているので、抑えよりも8回7回6回を投げるピッチャーの方が重要。勝ちにいくうえでのポイントっていうのは、9回よりも8回7回6回だと、僕は中に入って、そう感じました」
則本投手から見た鈴木翔天投手は
リリーフ陣の中でもう圧巻の投球を見せているのが鈴木翔天投手。球団新記録となる28試合連続無失点を達成するなど、日に日に頼もしさを増しています。

則本昂大投手:
「彼がプロに入ってからのことを言えば確実に体は強くなっていますし、一昨年ぐらいまでだと出力が高いからこそ反動はデカかったので、どこかしらうまく体が回ってない部分はあったが、今年はあれだけの高出力のボールを投げているのにも関わらず、毎日同じようなパフォーマンスできているのはすごい。何よりもコントロールの精度が上がったのが、これだけ結果を残せている要因」