いつ雨が降るのか、詳しく説明します。

まず、あすのお昼ごろから雨雲がかかってくる予想となっています。
特に注意していただきたいのが県の南部、峡南や富士五湖です。大雨というのは、1時間に40mm以上、バケツをひっくり返したような激しい雨が降るとお考えください。

この峡南、富士五湖は南からの暖かく湿った空気をダイレクトに受けやすいので、
同じようなところで雨が降り、雨量が増える恐れがあるんです。さらに今回は、南から雨雲が入ってきやすいので、富士川を通って盆地にも入り込んでくる予想となっています。
ですから、あすの夜は県内各地、そして中北では30日金曜日や31日土曜日も激しい雨の降るおそれがあります。

予想されている降水量を見ていきます。
あすの午後6時までに60mmほど、そしてあすの午後6時から30日の午後6時にかけて、峡南富士五湖では150mm、南部で8月1ヶ月で雨が降る量は平年で言うとおよそ250mmなんです。ということはたった2日間で1ヶ月分近い雨が降ってしまう恐れがあるということになりますから、土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に注意警戒が必要となります。