運転中に大雨が...退避場所として「避けるべきところ」は?

その待機場所として「避けるべき」だというのが、冠水・増水の恐れがある「川沿い」「海岸沿い」です。
そして「アンダーパス」と呼ばれる、「周囲と比べて土地が低くなっている場所」や、「土砂崩れが起きやすい急な傾斜のある場所」も危険です。
「車を置いて逃げる時」注意すべきこと

さらに万が一道路の冠水などに巻き込まれ、「車を置いて避難しなければならなくなったとき」に注意してほしいというのが。
(JAF岡山支部建部拓さん)
「通常、車は鍵をかけて停めますが、『避難するときには鍵を置いて、動かせるようにしておいていただく』ということが鉄則ですね。救急車や消防車など、人を助けに行く車が行けないということになると『人の命、安全に関わります』」

避難の際、『車内に鍵を残し、車を動かせる状態にしておく』こと。緊急車両を妨げないために、必要な配慮です。
「命より大切な外出はない」日程を変更する勇気を
被害が懸念される、台風10号。JAFの担当者は何よりも、「大雨が予想される時には、できるだけ外出を控えてほしい」と話します。

(JAF岡山支部建部拓さん)
「命より大切な外出はないですから、『大雨が降るでしょう』とか『降りそうです』と予報が出たときに冷静に外出しない、日程を変更する勇気を持っていただきたい」