中国で習近平国家主席への個人崇拝を見直すよう求める書簡が公表され、波紋が広がっています。

22日付で書簡を発表したのは、中国・河北省に住む共産党員3人で、30年以上の党員歴があるとしています。

3人に電話してみましたが…

記者
「何度かけても、つながりませんでした」

3人は書簡で「共産党がすべてを指導する」という党の規約について、現在のように党にすべての権力が集中している状態は憲法に違反しているとして、削除すべきだとしています。

また、習近平国家主席を念頭に「個人崇拝を禁止すべきだ」とも主張しています。

党指導部への批判が厳しく規制される中国でこうした意見が表に出ることは異例のことです。