夏の暑さはまだ続いていますが、宮城の「冬の味覚」が早くも食卓に並びそうです。今年3月に地域のブランド食材を保護する国の制度「GI」に登録された名取市の特産品「仙台せり」が登録後、初めて出荷されました。

出荷されたのは名取市の増田地区で生産された「仙台せり」です。「仙台せり」は今年3月、地域のブランド食材を保護する国の地理的表示保護制度、「GI」に登録されました。登録後初の出荷日となった28日は、出荷組合のメンバーがセリの葉や根に傷みが無いか確認しあわせておよそ200キロが出荷されました。

下余田芹出荷組合 伊藤彰一組合長:
「(GI登録されたが)今まで通り、品質の良いものを、皆さんが安心できるように提供して、食べてもらいたい」

下余田芹出荷組合 伊藤彰一組合長

出荷したセリは早ければ29日にも店頭に並ぶということです。「仙台せり」の出荷は11月から年末にかけて最盛期を迎えます。