生産農家わずか3軒の希少品種「スイカメロン」
ところ変わって北海道。ここでも2024年、斬新な夏フルーツが開発されたといいます。
『日本農業新聞』石原さん:
「スイカメロン。メロンの甘さなのに、食感がスイカっぽい。サクサク食感とか歯ごたえというのは結構若い人に人気なので、品種として食感の幅も広がっている」

この「スイカメロン」が栽培されているのは、北海道の富良野と名寄の2か所だけ。まだほとんど市場に出回らない希少品種です。

見た目は、夕張メロンやマスクメロンのような網目があり、ラグビーボールのような形。ここまではメロンそのもの。切ってみると、きれいなオレンジ色の赤肉。

これも一見普通のメロンのようですが食べてみると…
HBC北海道放送 堀内大輝アナ:
「食感がシャリシャリってしていて、本当にスイカそのもの。噛むとメロンの甘みが、じゅわーっと出てくる。すごい」

メロンなのにシャリシャリ、シャキシャキ食感が特徴の「スイカメロン」。
中国とモンゴルにまたがるゴビ砂漠近くの乾燥地域原産の「ハミウリ」を改良した品種のため、水が少しでも多いと割れてしまうなど栽培が難しく、生産農家はわずか3軒。
今年は1000玉だけ出荷したそうですが、来年はお中元ギフトとして展開予定とのことです。