小林さんは今後、おかわりの代金をもらうことも考えていますが、できるだけ無料を続けていきたいといいます。
小林さん:
「こだわりというか、お客さんがこれだけ喜んでくれているので、それを裏切りたくないっていう義務感だよな」
県は、今回の問題について2023年の収穫量は例年と変わらないものの、猛暑による品質の低下が大きな原因と指摘します。
県農政部農業技術課 細田善宏(ほそだ・よしひろ)農産振興係長:
「品質が下がることによって、玄米から精米にするときに米が割れてしまったりとか製品にならないものが多くなっしまう」
そうした中、今年はいまのところ順調に生育が進んでいるということで、9月以降、順次流通量が回復されることに期待を寄せます。

細田係長:
「品薄状態であったり、米の価格が高騰していることについても、新米が出回ることによって解消するのではないかと期待はしております」
私たちの食生活に欠かせないコメ。
今後の動向に注目です。