非常に強い台風10号の接近を前に、安曇野市のリンゴ畑では28日、農家が収穫作業に追われていました。


安曇野市三郷小倉(みさとおぐら)の増田純彦(ますだ・すみひこ)さんの畑では、台風の接近に備え、早生種のつがるの収穫を急いでいました。

増田さんは、30アールの畑で、10月以降に収穫を迎えるフジなども育てていて、枝が折れたり落果しないよう、ひもで吊るなどの対応も取っていました。

増田純彦さん:
「あっち行ってくれ、こっち行ってくれって思ったところで自然には勝てないでね」

台風は9月1日から2日ごろにかけて、県内に最も接近する見通しで、果樹農家も進路を気にしながら対策を進めています。