東海道新幹線 “雨量計が規定値に達して”一時運転見合わせ

南波キャスター:
この雨の影響によって交通機関も、かなり乱れました。

8月27日午前8時ごろ、東海道新幹線の東京駅ー新大阪駅間の一部区間で運転見合わせがありました。9時15分に運転再開されましたが、その後も、東京駅ー新大阪駅間の上り、東京駅ー名古屋駅間の下りで一時運転見合わせがありました。

午前8時ごろの東京駅ー新大阪駅間では、最大90分ほどの遅れがありましたが、その原因は浜松駅ー豊橋駅間の雨量計が、規定値に達したということです。

この雨量計に関してのルールについてです。

【東海道新幹線 降雨時の運転規制】
・1時間雨量 60mm以上
・1時間で40mm以上 かつ 24時間で150mm以上
・24時間で300mm以上 かつ 10分間で2mm以上
※ほか「土壌雨量指数」なども考慮

東海道新幹線の場合、雨量計が沿線の59か所にあります。その雨量計が、上記3パターンのいずれか1つでも該当した場合には運転見合わせになります。

1時間雨量60mm以上は、相当な雨ということですよね。

気象予報士 広瀬駿さん:
ざっくり言うと、ゲリラ豪雨のような降り方だと思ってください。

24時間で300mm以上は、梅雨や台風シーズンでのいわゆる「記録的な大雨」と表現されるような降り方です。