三津家貴也さん
「42.195キロってどのくらいですか、ん~、やってみよう!」

今回のNAHAマラソンのスペシャルランナーに就任した、SNSの総フォロワー数が100万人を超える陸上インフルエンサー・三津家貴也さん。

2時間半でフルマラソンを走破し、年間いくつものマラソン大会に出場する走りのスペシャリストが指摘する完走へのカギは…

三津家貴也さん
「どれだけ練習したかがマラソンのタイムに関わってくる。その日の気合と根性じゃどうにもならないので、しっかりトレーニングを積んでから望むことがマラソンの醍醐味」

完走への近道はなし!地道に練習を積み上げる必要性を説く三津家さん。しかし、スピードを上げて、毎回追い込むような強度のトレーニングは必要ないといいます。

三津家貴也さん
「頑張りすぎないというか、毎回出しきる練習をすると強くなれるようなイメージがあるが、逆に疲労が激しくなったりケガのリスクが増えてしまうので、トータルで見ると失敗する可能性が高い。自分に出来る量を増やしていって、いかにケガをしないかが一番大事」

初心者の場合は20分の練習から始めて、少しずつ練習時間と頻度を増やしていき、最終的に1時間程度、笑顔で走れるようになった時には、完走するための体力はついているといいます。

しかし今年は暑さも気になるところですが…

三津家貴也さん
「意外と暑い中のトレーニングって暑熱順化といって筋肉の熱を発散する能力が強くなるので、パフォーマンスとして上がるんですよ、結果的に。暑い中のトレーニングはお得だと思った方がいい、その代わりペースを落とす」

冬の大会に向けて、基礎体力を作る今の時期。地道な練習の積み重ねが必要とされているものの、楽しさを感じながら挑戦してほしいといいます。

三津家貴也さん
「ワクワク、ドキドキとか何かしらエントリーしたきっかけがあると思うんですよ、それを大切にしてほしい。ゴール後の目標達成して笑顔になっている自分や周りの人を想像すると頑張りやすいので、自分の中にこもって頑張らなきゃ、追い込まなきゃじゃなくて、外に目を向けると楽になるしより楽しめると思う」

與那嶺啓アナ
「雲が多いんですけど、それでもやっぱり風がぬるかったりするから暑さを感じるんですよ、これがもっと日差しが強かったり、雲が少なかったらどうなるんだろうと、その不安が出てきた感じがします」

練習開始初日は35分で4キロを走った與那嶺アナ。フルマラソンの10分の1程度の距離ですが、思った以上の疲れを感じている様子です。

與那嶺啓アナ
「なんかもうちょっと走ったんじゃないのかってくらい疲労感はありますね。ちょっと心配になってきました。しっかり練習を積んで、今まだ腰や足に負担がきているのでペースも掴みながら頑張って完走したいと思います」

NAHAマラソンまで3か月と少し。完走を目指して一歩一歩、みなさんも一緒に頑張りましょう!

NAHAマラソンの参加申し込みは9月1日までとなっています。