映画『ラストスマイル』を手がける<脚本・野木亜希子×監督・塚原あゆ子>コンビ。映画では“二人にしかできない”新たな手法も実現!主演の満島ひかりさんが「すごい」と驚嘆した、<野木×塚原>作品が愛されるワケを探りました。

連続ドラマの世界が全く違う映画に登場

巨大ショッピングサイトから発送された荷物が爆発ー。
舟渡エレナ(満島ひかり)と梨本孔(岡田将生)が働く物流倉庫を舞台に、日本中を恐怖に陥れる連続爆破テロを描く、映画『ラストマイル』。

脚本は、『逃げるは恥だが役に立つ』などを手掛けた脚本家・野木亜紀子さん。
監督は、木村拓哉さん主演のドラマ『グランメゾン★東京』などの作品がある、塚原あゆ子さんです。

二人は、ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』でもタッグを組んでいて、映画『ラストマイル』では、二人にしかできない“新たな手法”を実現しました。
それは、シェアード・ユニバース。
異なる作品の世界線を、ひとつの物語の中で繋げ共有するものです。

物流倉庫から発送された荷物が爆発し、捜査にきたのは『MIU404』の刑事バディ、伊吹藍(綾野剛)と志摩一未(星野源)。
さらに、事件の犠牲者から真相を究明するのは『アンナチュラル』のUDIラボのメンバーです。

『アンナチュラル』三澄ミコト役 石原さとみさん:
「『MIU404』も大好きなので、あの世界の人たちとも一つの作品で繋がれると思うとすごく嬉しかった。同じ世界線でこの役柄が生き続けるのはすごくありがたいし、貴重なことで不思議なことだと思う。点と点が線になって、面となって広がっていくような感じがして、すごい経験です」

連続ドラマで磨き上げられたキャラクター設定を、映画で発揮。ドラマを知らなくてもその深みが倍増します。

脚本家・野木亜紀子さん:
「この映画はドラマを見ていなくても大丈夫なように作ってあるので、何も考えずにふらりと観に来ていただければと思います」