小諸市で27日、散歩中の男性がクマに襲われ、左腕に軽いけがをしました。
近くではクマの出没が続いていることから注意が必要です。


中嶋記者:
「男性はこちらの道を散歩していたところクマと遭遇したと見られます」

27日午前1時ごろ、小諸市己(き)の市道で、近所に住む54歳の男性が日課の散歩をしていた際、クマに左腕をひっかかれ軽い切り傷を負いました。

遭遇したのは親子のクマと見られます。

県クマ対策員・田中純平さん:
「逃げていく足跡なので真っ暗闇の中から人が来て襲い掛かった防衛本能ですね。向こうもびっくりしているので走って逃げて森に帰っていった」

県や警察によりますと、親グマは体長1メートルほどで、子グマを守るために男性を襲ったとみられます。

付近ではたびたびクマが目撃されていて、8月に入ってからもトウモロコシ畑が荒らされたり、コンポストが壊されたりする被害が出ています。

近所の人:
「私は散歩で向こういつも行っていたんですけど、何回も見たのでね。鈴をさげますけど最近は向こう行くのやめました」

県のクマ対策員の田中純平さんは、これから秋までは山の中にクマの食べ物が少なくなるため、人里におりてくる頻度が高くなると注意を呼びかけます。

田中さん:
「里に農作物がなっている時期なので、そういったものを求めて出てくる可能性があるのがこの時期。鳴り物の携行等をしながらできる限り、ひと気があるところでひと気のある時間帯に散歩をするのが、この時期はいいのかなと思います」

警察や県などが捜しましたが、クマはみつかっておらず、周辺の住民に注意を呼び掛けています。