ホテル副総支配人の心を最も動かした光景

この日、八木さんの心を最も動かした光景は、食事の後のお皿でした。「どのお皿もきれいに召し上がっていただいて、カトラリーもちゃんと揃えて置かれていて、みなさんがテーブルマナーをまじめに学んでくださったことが伝わってきた」と晴れやかな表情で話しました。今後のイベント継続も前向きに検討するということです。
今回のイベントが、この夏休み唯一の体験だと話す親子が多くいました。子どもたちが「夏休み一番の思い出です」「学びがあって、来てよかった」「お母さんとの思い出としてずっと残ると思う」などと嬉しそうに話す様子から、いい経験ができたことが伝わってきます。
受験生のリョウ君は「お母さんが頑張ってくれているから、おれも勉強頑張る」と決意を新たにしました。夏休みに特別な体験をさせてあげたい、というお母さんの気持ちは、しっかり子どもに伝わったようです。(MBS東京報道部 石田敦子)