逮捕者が語る『もう抜けていると思った』

8月に入って26日朝までに、福岡県内で30人以上が酒気帯び運転の疑いで逮捕されています。
逮捕された容疑者の多くが取り調べに対し、『もう抜けていると思った』『完全にお酒は抜けていないが大丈夫だと思った』などと話しています。
本当にお酒が残っているという自覚が無かったのでしょうか?

RKB 土橋奏太記者(24)「本当にアルコールは抜けているのか、年齢性別の違う記者3人で検証してみます」
検証したのは、土橋奏太記者(24)、田中康徳記者(41)、奥田千里記者(24)の3人。

ビール1缶とチューハイ2缶を30分以内に飲み、時間を空けて、アルコールの数値を調べます。(いずれもアルコール度数5%)
カメラマン「酔ってきてます?」

田中康徳記者(41)「いま2本目ですけど赤く熱くなってますね、結構危ないというか酔ってるなと」
飲んだ直後に呼気を測ってみると・・。※飲酒直後結果
土橋奏太記者 0・42ミリグラム
田中康徳記者 0・41ミリグラム
奥田千里記者 0・49ミリグラム

酒気帯び運転にあたるアルコールの基準値は呼気1リットル当たり0・15ミリグラム。
3人からは基準値のおよそ3倍にあたるアルコールが検出されました。
もしこのまま運転すると検挙され、運転免許も取り消されます。