宮城県の気仙沼港で今シーズン初めて水揚げされたサンマが24日の朝、仙台市中央卸売市場に入荷し、市場は活気づきました。
仙台市中央卸売市場に24日朝に入荷したのは、23日に気仙沼港に水揚げされたサンマおよそ6トンです。
例年は9月の後半から入荷が始まりますが、今年はサンマ漁の解禁が10日早められ今月10日に始まったため、1か月ほど早い初入荷となりました。
入荷したサンマは1匹あたりおよそ130グラムと、去年よりもやや大きく脂乗りも良いということです。
24日の競りでは1キロあたり1700円程度と、去年の相場の3分の1ほどの価格で取り引きされました。
仙都魚類 鮮魚1部 岡野力 部長
「ここ3~4年の中では一番おいしいサンマだとは思うのでぜひ召し上がってみてください」
近年、不漁が続いているサンマですが、今年は量・質ともに好スタートを切りました。
仙都魚類によりますと、宮城県内の港では来月の中旬以降、サンマの水揚げが本格化する見通しです。