皆さん「体育座り」を最近してますか?
お尻を床や地面に付けひざを立てて座る姿勢のことですよね。小中学校時代は、頻繁にやりましたよね。

今年度、この体育座りを「やめました」という学校が現れました。

いったいどんな事情なのでしょうか?詳しく話を聞いてきました。

さかのぼること1か月、7月19日、山口県阿武町にある阿武中学校です。

この日は終業式。
体育館では、生徒がパイプいすを運びます。
今年4月に着任した矢田部敏夫校長が「体育座り」をやめたからなんです。

ご存じ、体育座りとはお尻を床や地面につけてひざを立てて座る姿勢のことです。
矢田部校長が「脱・体育座り」を決めたのはこの姿勢が体に負担がかかると考えたこと、また、生徒を床に座らせることにそもそも抵抗感があったことが理由です。

矢田部敏夫校長
「体への負担はあると思っています。腰とか曲げる姿勢で内臓が圧迫するみたいなのはすごく感じています」

式は40分ほどかかりましたが生徒たちはいすに座って校長の話を真剣に聞いていました。