水の武道といわれる「日本泳法」の魅力を伝えようと、広島市で体験会が開かれました。伝統の泳法を楽しく学ぶ子どもたちの様子を取材しました。

刀を持ったまま泳ぎ…。立ち泳ぎしながら傘を差す―。これが古来から伝わる「日本泳法」です。体験会には8歳から76歳までのおよそ20人が参加しました。

日本泳法は、江戸時代以降に生まれた武道で、長い距離を泳いだり華やかな技を魅せたり、目的に応じてさまざまな流派に分かれました。広島では「神伝流」が400年に渡って受け継がれています。

河合柑奈さん・杏果さん姉妹も初めて「日本泳法」を体験します。

妹 河合杏果 さん
「楽しみ」

姉 河合柑奈 さん
「やってみたいと思っていたので楽しみ」

2人はこのプールで「アーティスティックスイミング」を習っています。同じ場所で日本泳法の練習会も開かれていて、興味を持ったといいます。