22日夜 内陸の山沿いを中心に天気の急変に注意

22日も引き続き大気の状態不安定です。ちょっと違うのが、朝から雷の鳴る確率が高いということなんです。九州の西の方も高いんですが、さらに昼を過ぎますと、東北南部の方にかけても急な雷雨が起こりやすいという状態になっていきそうです。

夜は若干落ち着いてきます。夜に関しては、内陸の山沿いを中心に引き続き天気の急変に注意という状況になりそうです。朝からちょっと油断せず、こまめに空模様、特に22日は見ていただきたいです。

藤森キャスター:
こうした不安定な天気はまだ続きそうですが、台風の心配があるんですよね?

國本 気象予報士:
今のところ熱帯低気圧ではあるんですが、今後発達して台風に22日にも変わる見通しです。進路を見ますと北上傾向なんです。先日、台風7号が東の方を通りましたが、そことはまたちょっと違うルートを通るということで、海面水温がまだ30℃近いようなところもあります。そこを通っていくことで、やや発達しながら本州へと近づく、そんな見通しになってきています。

週間予報を見ても台風の接近も予感させるんですけれども、ガラッと変わりまして、まるで梅雨かのような週間予報なんですが、特に台風自体が近づくのは来週初めごろという見通しではあるんですけれども、それよりも前の土曜日・日曜日あたりからも湿った空気の影響を受けそうです。急にザっと降る強い雨、激しい雨にご注意ください。