高まる防災意識

南海トラフ地震で最大12メートルの津波が想定されている佐伯市米水津でも防災意識が高まっています。

宮野浦地区では、東日本大震災をきっかけに自主防災組織を結成し、海抜20メートルの場所に避難所を整備。今年1月の能登半島地震を受けて非常食の補充や非常持ち出し品をあらかじめ保管できるよう棚の整備などを進めていました。

今回の地震を受け、改めて備えの重要性を感じています。

高橋愛喜区長:
「大地震が起こった場合は自衛隊などが来るのがかなり先になると思うので、やはり自分たちで備蓄しておかなければいけない」

今後も地震や通常とは異なる地殻変動により発表される可能性がある「巨大地震注意」。情報を正しく理解し適切な対応をとっていくことが大切です。