日向灘は地震が起こりやすい状態
今回の地震について、京都大学防災研究所の山下裕亮助教は、日向灘でおよそ30年周期で発生しているマグニチュード7クラスの地震の一つと分析。南海トラフ地震の誘発の可能性は低いとしながらも、今後も同規模の地震が起きるおそれがあると指摘しています。

京都大学防災研究所宮崎観測所 山下裕亮助教:
「我々は“割れ残り”と言っているんですけど、今回はマグニチュード7.1の地震が起こりましたが、さらにこの北から北東側ではエネルギーを貯め続けていて、地震が起こりやすい状態にあるとみています」
大分市のホームセンターでは臨時情報が終了した8月15日以降も水や防災グッズを買い求める人が絶えない状態が続いています。

HIヒロセ元町店 渡辺進也さん:
「今回の地震で水もかなり販売されていますけど、防災グッズコーナーもかなり売れています。随時仕入れてはいるんですけども、商品を入荷したそばからも売れていく。買いだめというよりも日頃の備えというところで買い求めている状況です」