“対面販売”なのに「買わせてもらえない」…トキキルの魅力とは

「解けないと着れない」をコンセプトにした「トキキル」。代表のもとを訪ねました。

この日は事前に公開した暗号が解けた人に向け、5分間だけの限定販売を行います。

トキキル代表 長島くるみさん
「(午後)10時になりました。ショップがオープンしました」

8000円の服が100着以上、5分間で80万円ほど売り上げました。

長島さん
「(Q.〔暗号の〕難易度は?)難しいです。私もヒントなかったら解けないと思います」

自身の謎解き好きが高じ、2年前に「トキキル」を立ち上げた長島さん。商品数はすでに70種類以上。

「購入時に暗号を解読する」というハードルをあえて設けた理由については。

長島さん
「欲しいものをすぐオンラインで買える時代に困難を置くことによって、解いたときの達成感、自分で解けたものに対する愛着を大事にしてます」

これまでは、ポップアップストアでの“対面販売”が中心だったといいますが、訪れたファンは…

トキキルのファン
「服屋さんなのに買っちゃいけないんだっていうのがまず新鮮で、『買わせてもらえないんだ』みたいな。楽しいから行っているというのが他の服屋さんと違うのかな」

また、”購入後の楽しみ”も…

トキキルのファン
「謎解き知らない人でも、『そのTシャツ可愛いね』ってなった時に『ありがとう』で終わるんじゃなくて、『実はこれ謎解きになってるんだよ』って会話できるのが楽しいです」

代表の長島さんは服そのものよりもこういった一連の“購入体験”がトキキルの魅力だといいます。

長島さん
「解けないからこそチャレンジしたくなるところがとても大事。チャレンジしてチャレンジしてチャレンジして、やっと買えた時の喜びというのがあると思う。普通に買えても面白くないので、面白いことを続けていきたいです」