44歳で老化 身体への影響は “疲れやすい”は老化の前兆?

40代になって体力がもたない、疲れやすい、お酒が弱くなった、という実感のある方もいると思います。

この研究結果では、44歳前後に急激な老化が起こるということが言われています。

心血管疾患:心筋梗塞、高血圧など
脂質の代謝:動脈硬化、高脂血症など
アルコールの分解:肝炎、肝硬変など

アルコールの分解がしづらくなると、疲れやすくなるといった傾向もあるといいます。ひなた在宅クリニック山王の田代和馬院長によると、いわゆる成人病のリスクが上がる、ということでした。

SNS上でも、「最近はビールを2缶飲むのが厳しくなってきた」「仕事終わりに2、3時間横になってたり睡眠とったりする日が多い」「記憶を引き出す力が弱ってる感じがする」など、40代になり老化を実感する声が聞かれました。

井上貴博キャスター:
44歳は男性だと厄年にほぼ近い年齢で、このくらいから老眼が一気に進むと聞きます。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
父親やマネージャーも44歳ぐらいから老化がきた、と話しています。

私は目が良い方なので、老眼が来るのが早いのではないかと不安になります。まだ私は経験していないので心配です。

井上キャスター:
鍛えていた松田さんでも40歳で老化は来るのでしょうか。

松田丈志さん:
もう40歳になっていますが、現時点では特に感じていません。ただ、32歳で老化を感じて引退しています。アスリートとして衰えてきたと感じて引退したわけです。

ホラン千秋キャスター:
アスリートは人間の限界というか、すごくコンディションが良いところまで持っていっているからこそ、普通の状態ですら落ち込んでしまいそうですね。

松田丈志さん:
老化を感じてしまったら、自分のことが嫌になりそうな気がします。

最近よく外を走るのですが、日焼けした跡がシミにならないように日焼け止めをしっかり塗るようにしています。少しずつ「老化と向き合わないといけない」という気持ちが高まっています。

良原キャスター:
肌の変化も起こりやすいそうですが、44歳というタイミングを知った上で、今できることです。

【40歳前後から控えるべきこと】
アルコール類、油っぽい食べ物

【意識したいこと】
野菜を中心とした食生活

ひなた在宅クリニック山王の田代和馬院長によると「40歳前後からは揚げ物を減らすなど、食生活を見直すことが肝心。お酒の量も意識的に減らして“休肝日”をつくる習慣を」ということです。

松田丈志さん:
でもアルコールと油物は一緒に食べると合うんですよね…

ホランキャスター:
井上キャスターは油ものの映像が出て来ると「もう食べられないんだよな…」と小さい声で言っています。もう老化が始まっています。