父親と歩道を歩いていた2歳の男の子を殴ったとして19日、広島県の会社員の男(23)が再逮捕されました。
暴行の疑いで再逮捕されたのは、福山市西桜町の会社員の男(23)です。警察によりますと、男は8月7日午後6時20分ごろ、福山市東桜町の路上で、男の子(2)の顔を持っていたバッグで殴った疑いがもたれています。
警察の調べに対し、男は「たたいたことに間違いない」と容疑を認めているということです。
警察は、男の子が父親と手をつないで歩道を歩いていたところに、男が走って近づき、いきなり殴ったとみています。男の子にけがはありませんでした。事件直後に男の子の父親が交番に届け出て、警察が捜査していました。
男と、男の子や父親に面識はなく、警察に対して男は「イライラした」などと供述しているということです。
男は先月、同じく福山市東桜町の路上で、自転車の後部座席に乗っていた別の幼稚園児の女の子(5)の顔を手で殴った疑いで8日に逮捕されていました(19日付けで処分保留)。
前回の被害者と今回の被害者に関係性はないということで、警察は男が無作為に子どもを狙った可能性が高いとみて、事件のいきさつを調べています。