軽快なリズムで自宅の周りを走る宮内さんは、現役のマスターズ陸上の選手で、世界記録保持者です。

(宮内義光さん)「悪いことができない。どこ行っても知らん人はおらんもん。新聞に出ると、みんな知っている」

走り始めたのは鹿児島市役所の陸上部に入った24歳のとき。当時はまだ、ランニングシューズはなく足袋でした。

結婚後、いったん走るのをやめましたが、63歳で再び走り始め、全国各地のロードレースに出場。75歳のとき、75歳~79歳のクラスの1500メートルで初めて世界記録を出しました。

現在も12の日本記録のタイトルを、95歳~99歳の1500メートルで世界記録のタイトルを持っています。

先月20日、100歳の誕生日を迎えた宮内さんを祝おうと、鹿児島マスターズ陸上の仲間が祝宴会場に集まりました。