■「このまま殺されるのかな…」暴力的な行為受けたケースも
韓国人の夫に暴力的な行為を受けたケースもあった。

92年に合同結婚式に参加 元信者・きょうこさん
「相手の方はすぐに、祝福イコール結婚っていう風に考えていますから、『いつになったら来るんだ』っていうことで、やっぱり電話はしょっちゅう掛かってきますし。仕事を定着して持っている人じゃなかったので、私に対してお金の無心をしてくるようになりました。そのイライラがすごく募ったみたいで相手が、(会ったときに)家に帰る道すがら、すごく怒って首をがっと絞められて。もうこのまま殺されるのかなって思って…」
膳場キャスター
「逃げ出すとか、反撃するとかではなく?」
元信者・きょうこさん
「全然なくて。たとえ首を絞められても叩かれても怒られても、そういうことを乗り越えればそれだけ救われるという風に思いますから」
元信者・洋子さん
「やっぱり性的なアプローチというか、要求、当たり前だろうみたいな、半分強姦されるような人たちがいて。なんとかそれを避けようとするんだけど『どうしようもないのよ』と言っていた人もいて…」
■相手は“信者でない”ケースも多数「結婚する手段に過ぎなかった」
日本人の妻を迎える夫には、信者でない人が多かったという。
膳場キャスター
「男性は信者じゃないっていうケースが少なくない、 結構あるものなんですね?」
一同
「ほとんどですかね、多分…ほとんどやと思います」
教団が韓国で配っているとされるビラには、こんな記載が…

「結婚相手を選ぶのに悩んでいる未婚の男女」
「婚期を逃して自暴自棄になっている方」
「気軽に今すぐ電話して下さい」
ビラには「統一教会」や「合同結婚式」という文字はなく、結婚相談所の勧誘と見間違えるほどだ。こうしたビラを見て安易に入会、結婚する韓国人男性が相次いでいるという。
日本人の元信者たちも、合同結婚式は韓国人男性にとって結婚する手段に過ぎなかったと証言する。

元信者・葉子さん
「(元夫は)兄弟が3人か4人いたんですけど、その人(元夫)だけが結婚はできなかったみたいで。やっぱりお嫁さんがいなかったからっていうことなのかなっていうふうに思ったんですけど」