実家を「モノの片づけと、紙の片づけ」に分ける

――実践編に参りましょう。実家片づけは「モノの片づけと、紙の片づけ」に分けて考えましょう。モノの片づけのゴールは、「親が安全に暮らせる家」です。危険を考えて1:床に置くものを減らしましょう。2:転んでもけがをしにくいようにしましょう。床に物を置くと滑って転ぶ、転んだとき何かに頭を打つ、あとはベッドがおすすめですか?
(石阪京子さん)そうです。布団の上げ下ろしはだんだんしんどくなります。ベッドだと、座って立ち上がることができますから、この機会にベッドにして、車いすが通れるスペースを作るのがおすすめです。ベッドにするとベッドの下を収納に使えます。本棚やタンス、周りにあると地震の際など危ないです。その点でもベッドがおすすめになります。
――ご実家となると、お子さんが育った部屋などは空いてることが多いですよね。
(石阪京子さん)元子供部屋をまず片付けて、「置いといて」と言われたものは全部そこに置きます。














