JR東海は、台風7号の接近にともない16日(金)に、東海道新幹線の東京~名古屋間の運転を取りやめると発表しています。

15日午後5時現在、名古屋駅の新幹線改札前には、スーツケースや土産物の紙袋を持った多くの人の姿が。

構内にあるモニターには、東海道新幹線が16日(あす)、東京~名古屋間での運転を取りやめたことを知らせる表示が映し出され、写真を撮って確認する利用客の姿もありました。

JR東海によりますと、15日(木)午後の指定席の予約は上りが「ほぼ満席」。
下りは「普通車がほぼ満席」ということです(午後4時半現在)。

(広島へ行く人)
「16日(明日)の朝に行く予定だったが、乗れるかわかない状況だったので、1日早めて行こうかなと」

(東京から来た人)
「帰りの新幹線が運休になったので、帰りを一泊延ばしてあさって(17日)に帰る予定に変更しました」
「帰れるかどうか心配」

(千葉へ帰る人)
「帰る予定を早めました。(新幹線が)止まってしまうので、早く帰った方がいいかと思って」

JR東海は、台風の影響で旅行を取りやめる場合、手数料なしで払い戻しをしていて、名古屋駅構内の窓口には、切符の変更や払い戻しを求めて常に列ができている状況です。