経済産業省は”書店振興プロジェクト”

経済産業省は今年3月、街の書店を振興するプロジェクトチームを発足させました。
齋藤大臣は会見で「街中にある書店は、多様なコンテンツに触れられる場として、地域に親しまれている」「日本人の教養を高める、一つの基盤」と話しています。
ただ、書店に対する具体的な支援策はまだ何も決まっていません。

RKB 三浦良介記者「福岡市天神に来年春開業するワンフクオカビルディング。西鉄によりますと、このビルに書店が入居するのかどうかは、まだ決まっていないということです。」
現在、福岡市天神に書店は4店舗ありますが、そのうち2店舗は同じく天神ビッグバンで再開発が予定されている新天町にあります。

街の人はー「絶対になくなって欲しくない。うちの隣も本屋だったけどなくなり、ぱっと入れる本屋が至る所にあったら良いですね。」「ネットで読めるじゃないですか、漫画とかも。あんまり困りません。」「本屋さん、よく行く。」「電子書籍があるから、減ってもしょうがないのかなと思います。実際に手に取るのは違うので、あった方がいいかな。」「あったほうが勉強になるし、算数の勉強がいっぱいできる」
本を売るだけではなく、文化の発信機能も担ってきた街の書店。
全国で閉店が相次ぐ中、その存在する意味が見直されています。