僕らが余計にカスハラを感じる部分はあるかも…
青木さんは一連の出来事をSNSで発信。すると、多くの同業者から共感の声が寄せられたといいます。


一方、旅館やホテル側が宿泊を拒否できるよう去年、法律が改正され、施行されました。
カスタマーハラスメントに当たる特定の要求というのは、宿泊施設に過重な負担となり、他の宿泊客に対する宿泊サービスの提供を著しく阻害するおそれのある要求を繰り返す行為です。
改正された旅館業法では、新たに宿泊を拒否する事由が追加され、カスタマーハラスメントに当たる特定の要求を行う迷惑客に対して、ホテルや旅館の営業者は、宿泊を拒むことができます。
全国のホテルや旅館でつくる組合が行った調査によりますと、いわゆるカスハラの対応に苦慮していると回答した宿泊施設は全体のおよそ46%に上りました。

あおまさ店主 辻井隆雄さん「お盆期間中で、いろんなお客さんがいつも以上に来られるので、多分僕たちも神経を使ってるっていうところがあるので余計に(カスハラを)感じちゃう部分があったかなと思います」

あおまさ 青木栄美子さん「来たお客さんは喜んで帰ってもらいたいです。笑顔で楽しかったって言ってもらえることが私達も仕事なんで、よりいろんな価値観の方にお盆楽しんでいただけるように頑張りたいと思います」
