客からの理不尽なクレームや迷惑行為を指す「カスタマーハラスメント」通称カスハラ…、先週のお盆休み、富山県氷見市で民宿を営む女将がカスハラの被害を訴えていました。その実態とは…。

あおまさ 青木栄美子「こちらのお部屋。そうなんです。本当ですね。これだとお客さん入れられないですよね。直すにしてもお盆なんで、今すぐは直せない。修理業者さんもお休みっていうことなんです…」

お盆休みの真っただ中、客室の破れたふすまを見せてくれたのは、富山県氷見市の温泉民宿「あおまさ」の女将、青木栄美子さん。

青木さんによりますと今月12日、宿泊客が帰り際「ふすまを破いてしまった」と謝罪してきたそうです。すでに修理代金はもらいましたが、部屋はしばらく使えなくなりました。

お盆休みの期間はこうした客の過失による被害が増える一方で、悪質なカスタマーハラスメントにも苦慮していると青木さんは訴えます。

サウナに併設されている水風呂では…。

あおまさ 青木栄美子さん「本来スタッフしか触れないところを勝手に触って全開にして、お水バーって出しっぱなしにしてしまったのかなって思うんですけど、そのせいで地下水が枯れてしまって、館内全部の水、トイレとかお風呂とか水が全部止まってしまって、それをまたそのお客様に怒られる」